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●食品の色、味、香り、品質向上?

食品添加物とは、読んで字のごとく、食品に添加される物です。
具体的には、食べ物に外から加えられる物質のことです。
それを定義・規制するのが食品衛生法です。
そこには、こう書かれています。
「――添加物とは、食品の製造の過程において、または、加工もしくは保存の目的で、食品に添加・混和・浸潤その他の方法によって使用するもの」(同法4条)
法律用語なので、まわりくどい言い方です。
なぜ、食品添加物が使われるのか?
同法には、こう記述しています。

  • A:食品の腐敗、変質などを防ぐ。
  • B:食品の色(外観)、味、香りなどを良くして、品質を向上させる。
  • C:食品の栄養価を高める。
  • D:食品の製造、加工に必要な物。

食品添加物には、その目的によって十種類ほどに分類されます。
(1)甘味料、(2)着色料、(3)保存料、(4)増粘剤、(5)安定剤、(6)調味料、(7)酸化防止剤、(8)発色剤、(9)漂白剤、(10)防カビ剤……。

●化学添加物はすべて“毒物”

ここまで読むと、なんの問題もないように思えます。
食品添加物には、二つに大別されます。「合成添加物」と「天然添加物」です。
問題は、「合成添加物」です。これは、化学合成された添加物――つまり、合成化学物質です。そのほとんどは石油から生成されます。
これは、戦後、石油合成化学の“発達”によって生み出されてきたのです。
だから、石油化学物質とも呼ばれます。そして、一万種類を超える化学物質が市場に流通しています。
それらは、かつては身の回りにいっさい存在しなかった物質です。
つまり、人体にとっては異物です。それらは体内に入ったら、生命活動を阻害します。 だから、程度の差はあっても、すべて“毒物”なのです。

●見る、嗅ぐ、味わう……五感で安全確認

人間も動物です。動物の生きている環境は、すべて安全というわけではありません。
食べ物もそうです。犬が初めて目にした食べ物を食べる場面を想像してください。
まず、しげしげと見つめます。それは、食べて安全か? 目で確認しているのです。腐っていたり、カビていたら危険です。視覚で安全をチェックしても、まだ、食べません。 次は、クンクンと匂いを嗅ぎます。傷んでいたら異臭がします。臭いに異常なし。それでも、まだ食べない。ちょっと、なめてみます。変な味がしたら、そこでアウト。味も問題なし。次には、足でチョンチョンとつつきます。弾力などを確認しているのです。
グチャとなったら、危ない。これだけ、安全確認して、ようやく動物は、食べ物を口にします。
これは、あなたも同じでしょう。
冷蔵庫に置き忘れていた食べ物は、まず、目で見て安全確認。変色していたらダメ。傷んでいます。次に匂いを嗅ぐ。変な臭いがしたら、アウト。次に指先でちょっととってなめてみる。酸っぱい味などしたら、傷んでいます。次に、指で触って感触を確認します。グズグズやヌルヌルは、もうヤバイ。
このように食品の安全チェックに、視覚、嗅覚、味覚、触覚は欠かせません。
それどころか、スイカを叩いて、鮮度を音で判断しますね。聴覚も動員されるのです。 人間の五感は、このように生きていく上で、必要な感覚なのです。

●安全チェック機能が、だまされる

しかし、食品添加物は、これら五感をごまかす働きをします。
食品も時間がたてば傷みます。変色するので視覚でチェックできます。
ところが、合成着色料、漂白剤、発色剤などの添加物で、視覚がごまかされる。さらに、合成香料を添加すると嗅覚もごまかされます。
合成甘味料、化学調味料などを添加されると、味覚もだまされます。
防腐剤、酸化防止剤などの保存料を添加すると、いつまでも触感は“変わらない”。
これで、触覚もごまかされるのです。
このように、食品添加物も最大の問題点は、人間が生きていく上で不可欠な、五感をすべて、欺くことです。
つまり、安全チェック機能が、だまされるのです。

●添加物はニセモノ食品を氾濫させる

食品添加物で、問題とすべきは合成添加物です。
これらは、伝統食品には、まったく存在しなかったものです。
つまりは有害無益な存在です。なるほど、世界中の民族は、おのおのの伝統食品を培ってきました。そこでは天然の食材を組み合わせて豊かな食文化を育んできたのです。
たとえば、梅干しに塩や紫蘇を組み合わせるなどは、その典型です。
これらは、見方を変えれば、天然添加物です。
化学合成メーカーは、梅干しの合成着色料は、紫蘇をタール色素に変えただけ……と主張します。 トンデモナイ詭弁です。
まず、これらはヒトが本来もっている安全チェックの五感をごまかすだけでなく、伝統食品を偽装するものです。つまり、食品添加物の第二の犯罪は、ニセモノ食品を作り出すことなのです。

●日本1300種、アメリカ140、北欧ゼロ

加えて、化学合成添加物の安全性チェックは、きわめてズサンです。
安全性を証明するデータは、なんと添加物メーカーが提出していたのです。
自分に都合の悪いデータを出すはずはない。これは、子どもでも分かります。
それも、かつては「ネズミに与えても死ななかった」など、メチャクチャな“試験”で“安全性”を“証明”していたのです。
だから、世界中の国々で、食品添加物を規制あるいは禁止する動きが強まっています。 ところが――。
「……昔から添加物か多い日本でしたが、最近になって、特に増えています。その数、じつに1300種類以上もの食品添加物が厚労省から認可されています。アメリカは140 北欧はゼロ……ということですので、いかに日本が突出しているかがわかります」(ブログ『ひふみ神事』)
かさねて言います。世界各国の伝統食品には、化学合成添加物はいっさい使われていなかったのです。
つまり、本物の食品に合成添加物は、いっさい不要です。
結論、合成添加物は、有害無益で、かつ、ニセモノ食品を大量に氾濫させます。
これら食品添加物を全面禁止すれば、本物の食品が復活します。
北欧諸国の賢明さを見習うべきです。まずは、添加物入り食品をボイコットすることです。

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