美徳の薫るスキンケア

「これを使ったらすぐに色白になれる」「若々しくなれる」「こんなに変わる」と
最新の特殊撮影技術を駆使し、不自然に若づくりした50〜60代の女性を登場させて商品を売るテレビの通販番組などを見ていますと、もう化粧品なんて効果がない、
要らない、そういう時代がやがて来るかもしれないと私は思います。
アスカは、スキンケアを続けることで女性が心から豊かになれる、自信に満ちた美しい
振る舞いができるようになる、そういうものづくりをこれからも続けて参ります。

新商品「A-ZEINプレミアム」登場!

今回、これまで3つあったA-ZEINを1つに統合した新商品をお出ししました。そもそもA-ZEINというのは、スキンケアにおけるAからZまですべてに対応するという意味で命名した商品です。最近、「洗顔を除いた」部分で、オールインワンと言っている商品を見かけますが、このA-ZEINのクリームなどは当初から「透明肌」にしろ「しわ」にしろ「うるおい」にしろ「保護」にしろ、すべてに対応した“オールインワン”です。これまで私がつくってきたアスカのスキンケアシリーズは、全部そういう成分を入れてつくってきています。ただ私は、「洗顔も含めて」これ1本ですべてまかなえるものが本当のオールインワンであって、そういう商品はまだどこにもないと言っているわけです。

今回のA-ZEINは、従来のエイジング成分をさらに極め、とくに最近明らかにおかしい気候・自然環境の変化、これからの季節の対策などを考慮して処方を組んだ、まさに現代の旬の商品に仕上げています。

目先しか見ていないスキンケアはつくらない!

色白になりたいという人が多いからでしょうか、CMで美白をうたう商品を多く見かけます。

平安時代、貴族は女も男も顔に白粉を塗って色白にしていました。なぜかというと色白でいることは高貴な身分や権力者の象徴だったからです。つまり、その時代の貴族はそうする必要に迫られていたわけですよね。

現代の美白指向も、その時代とあまり変わらないから美白、美白と皆が求めるのかもしれません。ただ、そうする必要に迫られているかどうかは知りませんが、必要だと思えば同じように白粉を塗ればいい。誰が見ても真っ白になりますから。でも、スキンケアで同じことを望むなら、きちんと成分を見る必要があるでしょうね。

また、若くありたい、という人が多くいるからでしょうか、特撮技術を駆使して50代、60代の女性をこれ以上ないくらいの若づくりにして「私、実は◯歳なんです」などと言うテレビ通販をよく観ます。でも、その話し方を聞いているとどこか違和感を覚えます。いい歳の取り方が感じられないし、美徳というものに欠けているような気がしてなりません。もしかしたら、若くありたいんじゃなくて、ただ、若く見られたいだけなんでしょうね。

人は年齢を重ねるほど、例えば食材にこだわることが健康に直結しますし、化粧品であれば成分にこだわることがとても重要です。つまり、人として年相応の選択をしていくことで、落ち着きのある振る舞いの中に自然な美しさと若々しさがにじみ出てくるんじゃないでしょうか。

平安貴族の白粉は、実は毒成分を含んでいたと言われますから、白粉を落としたら肌はあれていたそうです。本当の美しさというのは、隠すのではなく、さらけ出しても美しいんです。私は、肌に絵の具を塗るようなことは推奨しないし、単に美白だ、若く見られたいなど目先だけしか見ていないような化粧品はつくりません。1日、1日の積み重ねによって使う方の心まで豊かになるような商品をつくっていきたいですね。

“正しい商品選び”が美肌の第一歩

今月の他メーカーの商品を見ますとほとんど5?6年前の商品ばかりじゃないでしょうか。5年前の気候と今の気候は一緒なんですか?ご自身の年齢は一緒なんですか?一番大事なことは、今のご自身に合う化粧品かどうかじゃないんですか?にも関わらず化粧品だけはずっと同じものでいいんですか?歳を取れば足りなくなるものがありますが、そうしたことをよく考えて商品を選ばないから後になって「ああ、もっと早くこうしておけばよかった」になるんじゃないんですか?つまりスキンケアというのは、そうならないように正しい商品選びをしているかどうか、ということです。

そういう意味で、今回のA-ZEINは、これから先を考えて30歳くらいの方からお使いいただきたいですね。以前よりも中身の成分はさらに改良されてより肌に吸着、吸収されやすくなっています。そしてアルカディアよりもリーズナブルな価格でご提供できるようにしています。

効果がなければ化粧品不要論が起きる?

アスカが今日あるのは、例えば『ダーウィンの進化論』的にいえば、進化の遺伝子を残してきたからだと思います。

アスカの遺伝子とは『オール天然』。昔は、合成で成し得ないものは無いと言われてもてはやされましたが、私は、やがて天然で成し得ないものは無いという時代が来ると思っています。

しかし、これまでの化粧品業界のやり方では、この先、本当に化粧品って必要なのかが問われる時代が来るんじゃないでしょうか。年齢のことも考えず、ただ若く見られればいい、とにかく美白が一番いいんだというふうな目先しか見ていない商品ばかりを売ってきているからです。そうではなくて、見かけは年齢相応だけど、これだけ素敵な女性に変われるんだよ、というのが本当の美の追求じゃないでしょうか。それができるのがスキンケアであり化粧品であって、ただ白くなるために塗りたくって変われるのは歌舞伎役者くらいですよ。

そういう意味で、この先、化粧品不要論というのが出てもおかしくない。車だって若い人から要らないと言われる時代になっているように、今、一時のブームで浮かれ気味になっているいろいろなものは、やがて「あほらしい、バカらしい、要らないよ」というものが次から次から出てきますよ。スマホだって、こういうことができる、ああいうことができると言っていますが、人間が楽になること、楽な方に行くことばかり、人間がバカになることばかりじゃないですか? それよりも、「スマホを使わず、どうしたらこれができるか」ということを考えるほうが、私は人間として素晴らしいような気がします。

化粧品もその他のものも、すべてにおいて人がどうするべきか、どう選択していくかが問われている時代に来ているんじゃないでしょうか。皆さまは何を選択していきますか?