「無添加」「自然派」「オーガニック」といった言葉は、肌にやさしい印象を与えます。
美しいパッケージ、お洒落なデザインにも心惹かれるものです。
しかしながら、最も大切なのは、その商品が何からできているのかということ。
無添加
1980年から2001年3月までは、102種類の指定成分(香料を含むと103種類)だけが表示されていました。しかし、薬事法の改正により翌月4月から全成分表示が義務付けられました。
では何故、全成分表示が義務付けられたのか?
これは、指定成分以外にも危険性の高い物質が存在するため、全成分を明確にすることで、消費者がアレルギーのある成分を事前に知り、その配合を避けて購入できるようにするためです。
その一方で、どの成分が指定成分なのか、むしろ判断しにくくなったという弊害があります。
自然派
「自然派コスメ」といわれる製品には、そもそも明確な定義は無く、天然由来のエキスが少量の場合や、その他の成分が不明な場合もあります。
現代ではインターネットやSNSなどを利用し、比較的簡単に情報を得ることができるので、言葉やイメージに惑わされず、本当に使いたいものを選んでいただきたいと思います。分からない時は、由来をお店やメーカーに確認してみてください。
オーガニック
一般的に「オーガニックコスメ」とは、化学肥料や農薬などの合成化学物質を使わずに有機栽培で作られた植物を配合している化粧品のことを指します。
ただし、オーガニック原料のエキスが1%でも配合されていれば、「オーガニック」と表現することができます。また、原料自体はオーガニックや天然由来であっても、防腐剤などが石油由来の場合がありますので、全成分とその由来をしっかり確認することが大切です。
キャリーオーバー
キャリーオーバーとは、配合成分の腐敗や劣化の防止のために添加される防腐剤や酸化防止剤等の成分で、製品中にはわずかにしか含まれないものとされています。
表示義務がなく消費者に見えないことが多くありますが、それでは全成分表示の目的を果たせないのではないでしょうか?
ASKAではこうした微量の混入すら許さない強いこだわりで、皆様に安心と信頼をお届けします。